ミリ波センサの検出原理と検出範囲

MWBは、周波数 77GHz~81GHz。(帯域幅4GHz)高周波のほうが帯域幅が広くなり、距離分解能が細かくなります。


他方式との比較



ミリ波センサとAIカメラ
AIカメラでは夜間時の暗い場面では検出が難しく、障害物検知で使用する場合は別途画像・学習処理が必要でした。

ミリ波センサは自ら電波を送信しているため、使用環境の明るさに関係なく検出可能。さらに北陽電機製の強みとして無料アプリケーションを使用したエリア設定によって障害物検知の用途でも使用できます。


ミリ波センサとLiDAR
LiDARの場合、北陽電機製には屋外仕様もありますが、雨・霧などの天候、また粉塵の舞う環境下ではレーザが遮られ、誤検知の可能性がありました。

ミリ波センサの電波は直進性が高く、粉塵・水滴・霧を透過するため、天候の影響を受けず誤検知を防ぐことが可能です。LiDARを屋外で使用する際に発生していた誤検知を減らすことができます。

北陽電機のミリ波センサの強み:利便性

北陽電機のミリ波センサの強みは、専用アプリケーションを使用して、3次元の検出範囲内にエリアを設定することができる点です。エリア内に人やモノが侵入した場合、検知出力を出すことができます。エリア数は最大3つまで設定可能で、入力線を使用することで7パターンのエリアを切り替えることもできます。


専用アプリケーション
ミリ波デザイナー
(センサ本体とPCはEthernetケーブル(別売り)を使用して接続)
*アプリケーションは北陽電機のHPより無料でダウンロード可能



・2Dの画面にてエリア設定+サイドビューで高さ方向も設定可能
・四角形でのエリア設定可能
・モニター画面上では検出物は点で表示される
・悪環境下での使用を想定したフィルタ機能あり
※1:空間フィルタとは、設定した範囲外を検知しないようにすることができ、範囲内に検出対象物が入った時はグレーの点で表示されます。
出力用エリアに余裕を持たせる用途で使用可能です。
※2:アプリケーションのデザインは、アップデートにより随時変更する可能性がございますので、ご了承ください。
使用用途



ミリ波センサの
検出原理と検出範囲

ミリ波とは
波長が1mm~10mm、周波数が30GHz~300GHzの範囲にある電波のことを指します。 一般的な電波と比べて、ミリ波は直進性が高いことが特徴です。そのため水分量が比較的に少ない水蒸気や霧、また粉塵などを透過する性質を持っています。
MWBは、周波数 77GHz~81GHz。(帯域幅4GHz)高周波のほうが帯域幅が広くなり、距離分解能が細かくなります。








北陽電機のミリ波センサの
強み:利便性

北陽電機のミリ波センサの強みは、専用アプリケーションを使用して、3次元の検出範囲内にエリアを設定することができる点です。エリア内に人やモノが侵入した場合、検知出力を出すことができます。エリア数は最大3つまで設定可能で、入力線を使用することで7パターンのエリアを切り替えることもできます。


専用アプリケーション
ミリ波デザイナー
(センサ本体とPCはEthernetケーブル
(別売り)を使用して接続)
*アプリケーションは北陽電機のHPより
無料でダウンロード可能


・2Dの画面にてエリア設定+
サイドビューで高さ方向も設定可能
・四角形でのエリア設定可能
・モニター画面上では検出物は点で
表示される
・悪環境下での使用を想定した
フィルタ機能あり
※1:空間フィルタとは、設定した範囲外を検知しないようにすることができ、範囲内に検出対象物が入った時はグレーの点で表示されます。出力用エリアに余裕を持たせる用途で使用可能です。※2:アプリケーションのデザインは、アップデートにより随時変更する可能性がございますので、ご了承ください。
