YLMとは

YLM-10LXは、駆動部を一切含まない、ソリッドステート*の3D測域センサです。液晶偏光特性を使った完全ソリッドステートのビームステアリング技術「LCM (Light Control Metasurface)」*を搭載しています。
*ソリッドステート測域センサ (LiDAR) とは、
駆動部 (回転機構) を持たず、レーザの照射範囲でのみセンシングが
可能な測域センサのことを意味しています。
*LCMは、Lumotive社が特許を持つ独自技術です。

活用シーン

3次元での検知が可能なことから、段差やセンサより
下の位置にある荷物等の検知も可能になります。


解像度の高い点群データを取得できるため、精度の高い
形状認識が可能になります。


垂直角度を調整することができるため、パレットの穴に
合わせた幅のデータのみ取得が可能になります。


LCM技術によるメリット


1 マルチパス干渉の可能性削減


2 解像度
YLM-10LXの解像度は、QVGA (Quarter VGA)という単位で表します。QVGAでは、画面を構成するドット数が320×240ドットになります。解像度は三段階まで変更することが可能です。一番細かい解像度にした場合は、VGA(640×480) ドットとなり、精密なデータを取得することが可能になります。


3 垂直視野角
垂直視野角を自由に設定することができます。


4 フレームレート
検出視野角と応答速度はトレードオフの関係になります。 お客様が必要な仕様 (角度・速度) を選び、データを取得することが可能になります。

YLM-10LXの特徴的機能


1 LCM
YLM-10LXのLCMを使った新しいソリッドステートスキャン技術では、従来の機械式スキャンと違って、検出範囲を固定する必要がなく、垂直角度を最大90度※まで自由に調整できます。角度を狭めれば狭めるほど、スキャンの速度が速くなり、速い計測が求められる時や、より広い範囲を検出したい時に、角度を自由に変更して対応することができます。スキャン速度が向上することで、短い時間で高精度なデータを得ることができ、リアルタイムでのデータ処理や分析が可能となり、作業効率化に大きく寄与します。


2 FOVの設定
FOVとは視野角のことを指します。一度に最大8つの視野角を設定することができるため、例えば①の進行方向の障害物検知を行うために60°の範囲の視野角、加えて②穴や段差を検知する用に下側10°の範囲の視野角、③の物体認識を行う用に上側30°の範囲の視野角を設定し、①・②・③の視野角の距離データを同時に取得することが可能になります。

YLMとは

YLM-10LXは、駆動部を一切含まない、ソリッドステート*の3D測域センサです。液晶偏光特性を使った完全ソリッドステートのビームステアリング技術「LCM(Light Control Metasurface)」*を搭載しています。
*ソリッドステート測域センサ(LiDAR)とは、駆動部(回転機構)を持たず、
レーザの照射範囲でのみセンシングが可能な測域センサのことを意味しています。
*LCMは、Lumotive社が特許を持つ独自技術です。

活用シーン

屋内でのAGV/AMRの障害物検知用途
3次元での検知が可能なことから、段差やセンサより下の位置にある荷物等の検知も可能になります。

固定設置での形状認識
解像度の高い点群データを取得できるため、精度の高い形状認識が可能になります。

フォークリフトでのパレット検出
垂直角度を調整することができるため、パレットの穴に合わせた幅のデータのみ取得が可能になります。

LCM技術によるメリット


ToFカメラは、視野に対して光を同時にフラッシュ発光し同時にあらゆる方向からの光を受光しているため、環境によってはマルチパス干渉が発生し、正しい距離値を得ることができませんでした。このYLMでは、水平方向に一列の光を投光し、一列の光を順に受光していることから、干渉によるノイズを軽減しています。


YLM-10LXの解像度は、QVGA(Quarter VGA)という単位で表します。QVGAでは、画面を構成するドット数が320×240ドットになります。解像度は三段階まで変更することが可能です。一番細かい解像度にした場合は、VGA(640×480)ドットとなり、精密なデータを取得することが可能になります。


垂直視野角を自由に設定することができます。


検出視野角と応答速度はトレードオフの関係になります。お客様が必要な仕様(角度・速度)を選び、データを取得することが可能になります。

YML-10LXの特徴的機能

視野角(FOV)、つまり距離を取得したい範囲を最大8つまで設定することができます。また、視野角とその他の仕様はトレードオフであり、視野を狭める程、より速いフレームレートにて検出ができるため、必要な範囲や対象物に合わせた設定で検出が可能です。