製品に関する規格・法律
FEATURE DETAIL
製品に関する規格・法律認証規格

UL認証

ULとは

認証機関(営利団体)であると同時に、州法等で基準として定められる当社の行う認証名です。
電気製品における、材料から最終製品までの前段階において、機能と安全性の規格基準を設定し、同時に評価方法を策定、実際に評価試験を実施しています。

国家機関ではありませんが、州によっては、機械安全の根拠として、義務付けているところもあり、アメリカで流通する場合には事実上認証が必要となってきます。


ULの詳細については当該機関のホームページを参照のこと
UL:http://www.ul.com/
UL JAPAN(日本現地法人):http://japan.ul.com/

UL認証取得に必要な検査項目

申請プロセスは以下のとおり行われます。

1 見積もり
2 Scope Letter(スコープレター)により、試験プログラムの策定や見積もりに必要な資料
 やサンプル、評価期間、適用規格の通知
3 依頼者よりの資料、サンプルの送付と、ULによる製品評価の実施
4 報告書の分析、設計への組み込み後、本認証申請(ULによる予備評価報告書の発行)

製品により必要な検査項目が異なるため、説明は不要(余計な混乱を招く)と思われる。

UL認証の種類

UL認証には、現在、最終製品につけられる『リスティング・マーク』と、単体では機能しない、あるいは制限されるコンポネート(最終製品の部品や材料)につけられる『レコグナイズド・コンポネート・マーク』、主に医療器具や工業用器具に使用され、製品固有の性質を検査し、特定条件下での使用が可能かどうか、また予測可能な事故に耐えうるかどうかを評価、認証されたことを示す『クラシフィケーション・マーク』があります。

また、マークの左右に文字の記載(左に「C」、又は左に「C」右に「US」)がある場合がありますが、それぞれ、「C」の記載はカナダにおける認証、「US」の記載はアメリカにおける認証を意図し、「C」のあるものはカナダ国内において、「C」「US」のあるものは米国、カナダの両国で認証を受けたものを意味します。
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