まんがで分かる制御機器
FEATURE DETAIL
まんがで分かる制御機器測域センサ エリア設定タイプ編

AGV の安全対策ってどうすればいいの??

ホクヨウマナブの奮闘日誌 Vol.10

内製でつくったAGVが試運転で床に置いてある荷物や人にぶつかって、大きな問題になり大ピンチのアンさん
センサメーカのマナブ君に助けを求めて・・・測域センサって??
このマンガはフィクションです。 実在の人物・団体・出来事とは関係ありません

測域センサって?

光を広範囲にスキャニングしながら検出物までの距離を測定するセンサです。
測域センサ以外にもLIDAR(Light Detection and Ranging)とも呼ばれています。
今回は平面上をスキャニングする2次元型の測域センサで、AGVの前方の障害物を検知するものを説明します。

エリア設定タイプ測域センサとは

あらかじめ設定したエリア内で物体を検出すると出力するセンサです。 機械周りの侵入検知、積荷の高さやはみ出し検知、反射式のセンサなのでAGVの前方障害物の検出など様々な現場で採用されています。

エリア設定について

エリア設定タイプ測域センサは、専用のアプリケーションを使用して自由なエリア設定が可能です。
測域センサが検出している物体の受光波形をモニタリングしながら設定が可能なため、周囲環境や用途に合わせた設定が簡単に行えます。もちろん設定完了後はPCから外して使用します。

距離に合わせて制御も可能

3つのエリアを設定できるので接近距離の段階に合わせた警報、徐行、停止などが可能です。
※機種によっては1エリアタイプもあります。

測域センサでAGVの障害物検知

試運転で苦労したアンさん、バンパースイッチは搭載していたけど衝突してからしか停止できなかったので、安全面に不安がありましたね。
マナブ君の提案を受けて、測域センサを搭載してより安全なAGVにすることにしたようです。

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北陽電機のセンサ

北陽電機では産業用のセンサを開発しており、機械を制御するために様々な用途で利用されています。様々なセンサや用途があるので、詳しく調べるなら北陽電機のホームページを確認してください。

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