まんがで分かる制御機器
FEATURE DETAIL
まんがで分かる制御機器基礎編

直流・交流って

ホクヨウマナブの奮闘日誌 Vol.4

実技研修で配線作業をしていたマナブ君、得意顔で電源を入れると・・・
いつものごとく事件が!!
このマンガはフィクションです。 実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。

直流と交流

電気には大きく分けると直流と交流の2種類があり、制御機器の電源も同様に直流用と交流用があります。

交流とは

交流とは電気が流れるときに流れる方向や電圧、電流が変化するもので「AC」と呼ばれています。
発電所から送られる電気は高い電圧で送られてきており、交流は簡単にトランスと呼ばれるもので電圧を変化させられるので送電に向いていることから、家庭用のコンセントは一般的に交流となっています。

直流とは

直流とは電気が流れるときに流れる方向や電圧、電流が変化しないもので「DC」と呼ばれています。
電気、電子機器などの内部では電気の流れや電圧が一定の方が制御しやすいので直流が使用されており、交流に接続できる機器は交流を直流に変換しています。

直流の制御機器に交流をつなぐと・・

直流の制御機器は一般的に電源電圧がDC12~24Vとなっているので、コンセントなどの交流電源AC100Vを直接つなぐと破損してしまいます。
今回は交流電源から直流電源に変換する電源装置とそれにつなげるセンサの配線を間違っていたようです。
ケガが無くてよかった!!電源を入れる前に配線を確認する習慣が必要ですね。

北陽電機のセンサ

北陽電機では産業用のセンサを開発しており、機械を制御するために様々な用途で利用されています。様々なセンサや用途があるので、詳しく調べるなら北陽電機のホームページを確認してください。

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