コラム
FEATURE DETAIL
コラム測域センサ

三次元のエリア設定を可能に!

2D LiDARでの限界

これまで2D LiDARのみでエリア設定機能が搭載されており、こちらの機能を使用すると、エリア内に人やものが侵入した際に出力信号を出し、その信号をパトランプやブザーに接続することで機械周りの侵入検知や、AGVのエンコーダに接続することでAGVの障害物検知等が可能になりました。
しかし2D LiDARの場合、例えばセンサの設置位置より下に作業員が侵入しても検知できなかったり、AGV走行中、センサの設置位置より高いところに障害物があった場合でも検知できない可能性がございます。
そこで3D LiDARであれば、水平方向だけでなく、垂直方向にもレーザが出ているためこのような状況でも検知することが可能です。

北陽電機初エリア設定ができる3D LiDAR登場!

これまで北陽電機では3D LiDARを発売していましたが、データ出力タイプのみとなっており、エリア設定が可能なタイプはございませんでした。
しかし今回リリースした「YHT」では、これまでの3D LiDARと同様にデータ出力タイプの機能に加えてエリア設定タイプの機能についても使用可能になります。
3D LiDARでエリア設定が可能になるとどのような使い方が可能になるのか見ていきましょう!

「YHT」ってどんなセンサ??

YHT-05LAは、検出距離:5m、検出角度:水平方向に45°、垂直方向に85°の範囲で 検出可能な3D LiDARになります。
スキャン速度は、17.5ms(インタレースなし)となっており、従来の北陽電機の3D LiDARと比較すると、約半分以下の速度になります。
そして測域センサの機能として、エリア設定・データ出力の両機能を搭載しております。

インタレース機能を用いて細かいデータの取得が可能

YHT-05LAでは、データ出力機能も使用することができ、X/Y/Z方向の各距離データを出力させることができます。
そしてインタレース機能にて、垂直方向だと最大32倍、水平方向だと最大4倍のデータを出力させ、さらに精密なデータを取得し、形状測定等に役立てることが可能です。

現物での使用例をみたい方はこちらから

オンラインフェス


実際にYHT-05LAを動かし、エリア設定機能にて安全対策をしている様子やデータ出力機能にて形状測定をしている様子を撮影した動画がございます。
イメージが付きやすくなりますので、ぜひご覧ください!

新型3D LiDARで社内の安全対策をより柔軟に!

これまで2D LiDARでは対応が難しかった安全対策も、YHTを使えば解決できるかもしれません!
ご興味がございましたらぜひお声がけください!!

新型3D LiDARの詳細を確認する

・新型3D LiDAR YHT
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