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LiDARで実現するインタラクティブコンテンツ

インタラクティブコンテンツとは?

近年、商業施設や展示会、公共施設などで、画面に触れなくても操作できるコンテンツを目にする機会が増えています。
例えば、人の動きに合わせて映像が変化したり、体を動かしてゲームやスポーツを楽しんだりするコンテンツです。
このような利用者の動作に反応する仕組みは、「インタラクティブコンテンツ」と呼ばれています。
数年前に感染症が流行した際には、衛生面への配慮から非接触型のシステムに注目が集まり、インタラクティブコンテンツも急速に普及しました。
こうしたコンテンツの制作において、当社の2D LiDARが採用されるケースがあります。
では、LiDARはどのように活用されているのでしょうか。

2D LiDARの「データ出力タイプ」とは

北陽電機のLiDARには、大きく分けて以下の2種類があります。

データ出力タイプ
エリア設定タイプ

今回ご紹介するインタラクティブコンテンツ用途には、データ出力タイプが適しています。
データ出力タイプは、水平方向にレーザーをスキャンし、対象物までの距離データを取得するセンサです。

例えば「UST-10LX」の主な仕様は以下の通りです。

測定距離:最大10m
スキャン角度:270°
角度分解能:0.25°

0.25°ごとにレーザーを照射し、各方向の距離データを取得・出力します。

2D LiDARだけでインタラクティブコンテンツは作れるのか?

結論から言うと、UST-10LXだけでインタラクティブコンテンツが完成するわけではありません。
UST-10LXは周囲の距離データを取得して出力するセンサです。
そのため、取得したデータをどのように判定し、どのような動作につなげるかは、お客様側でプログラムを作成していただく必要があります。

活用例:プロジェクターを使った非接触操作

例えば、壁に投影した映像に6つのメニューを表示し、それぞれの項目に手をかざすことで対応するコンテンツへ移動する仕組みを考えてみます。
このようなシステムでは、UST-10LXをプロジェクターの上部に設置します。
設置時には、レーザーのスキャン面が投影面と平行になるよう、本体の投受光部を下向きにして設置します。
その後、プログラム上で各メニュー項目の位置を検知エリアとして設定します。
利用者が特定の項目の前に手をかざすと、LiDARで取得している距離データが変化します。
この変化をプログラムで検出することで、

・メニュー選択
・画面切り替え
・動画再生
・効果音の出力

などの動作を実現できます。

このように、LiDARが取得した距離データとソフトウェアを組み合わせることで、非接触型のインタラクティブコンテンツを構築できます。

データ出力タイプの制御方法

プログラム開発に必要な通信コマンドについては、各製品ページのダウンロード一覧から通信仕様書をご確認いただけます。
また、各コマンドの解説やサンプルプログラムは、当社の「URG Network プログラミングお助けサイト」にて公開しています。



さらに、ページ内の「Discussion」では、プログラミングに関するご質問を直接投稿いただくことも可能です。



UST-10LXはROSおよびROS2にも対応しているため、既存のオープンソースソフトウェアやライブラリを活用しながらシステム開発を進めることができます。

※機種によってはROS・ROS2に対応していない場合があります。詳細はお問い合わせください。

まとめ

私たちの身近にあるインタラクティブコンテンツには、実はLiDARが活用されているケースがあります。

今回はエンターテインメント用途を例にご紹介しましたが、工場や物流現場においても、非接触での操作や作業手順のトリガーとして活用することが可能です。

LiDARを活用したインタラクティブコンテンツや各種システム開発をご検討の際は、ぜひ北陽電機までお問い合わせください。

一度お試ししてみたい方はこちらから!

デモ機貸出にてお試し頂くことが可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
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