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測域センサ(LiDAR)選び方 ポイント

多様なラインアップがある測域センサ(LiDAR)ですが、どうやって選べばよいか迷うことが多いと思います。次のポイントに注目すると簡単に選ぶことが出来ます。
1.検出距離 2.出力形態 3.屋外特性 4.走査角度と分解能
この後は各項目について詳しく解説します。

1.検出距離

センサで検出できる距離を検出距離といいます。検出距離は一般的には検出物体が白ケント紙(反射率90%)の場合が多く表現されています。
但し、障害物検知用途の場合、実際の検出物体はさまざまな色(反射率)であるので黒紙(反射率10%)の値に注目する必要があります。

2.出力形態

2.出力形態

出力形態は角度毎の距離情報を直接出力するデータ出力タイプ、角度毎の距離情報をセンサ内で演算し、任意設定したエリア内において障害物の有無を判定し出力するエリア設定タイプの2種類から用途によって選びます。
ロボットやAGVなどの環境認識用途にはデータ出力タイプ、障害物検知にはエリア設定タイプがよく選ばれます。

3.屋外特性

3.屋外特性

屋外で使用する場合は耐外乱光・マルチエコー機能及び雨・霧などのフィルタ機能の有無を確認します。
耐外乱光は照度で表され、目安として晴天時で100,000ルックス、室内で10,000ルックスあれば使用できます。但し太陽光を直接見るようなことは避けてください。

マルチエコーとはガラスや雨、霧などの透明体、半透明体にレーザが当たると透明体に反射するレーザとそれを透過して奥にある物体に反射するレーザの2種類がセンサへ帰ってくることがあります。マルチエコーは同じ角度上で帰ってきた複数の距離データを取得できる機能です。
この機能を使うことで雨や霧などのデータと検出物体のデータとの分離が可能となります。
また、エリア設定タイプではマルチエコー機能を応用し、雨・霧などを検出しにくくする屋外フィルタ機能があり、様々な環境がある屋外では有効な機能となっています。

4.走査角度と分解能

走査角度は検出範囲角度のことで、分解能はどれだけ細かな検出ができるのかの目安となります。tanθ×距離で目安となる大きさが計算できます。但し、エリア設定タイプは安定した物体検出を行なうため連続した3つ分のデータで判定しているため、tanθ×距離の3倍の大きさが必要となります。

まとめ

大きさ、その他の機能など、まだまだ迷うことはありますが基本的には上記ポイントを使用する用途にあわせて選定すると簡単に選ぶことが出来ます。
また、選定に迷ったら営業担当者や問合せ窓口にご相談していただければ適切なアドバイスを致しますのでお気軽にお問合せください。

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