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新商品ソリッドステート3DLiDAR YLMを2024年7月発売

新商品ソリッドステート3DLiDAR YLMを2024年7月発売
北陽電機株式会社(本社:大阪市、社長:尾崎 仁志)は、米国テクノロジー企業Lumotive社(ワシントン州レドモンド)
と共同で、独自のソリッドステートスキャニング技術を活用した3D LiDARのプロトタイプモデル「YLM-X001」を開発し、
昨年6月に発表しました。

北陽電機は本年、その量産モデルである「YLM-10LX」を商品化します。
プロトタイプモデルと比較して小型のLCM™(Light Control Metasurface) チップLM10を採用することで
サイズとコストを最適化し、より小さな筐体に収まるように内部構造を再設計しました。
北陽電機は、本製品の核となる機能を実現するために、独自のLiDAR設計技術と
Lumotive社の最先端ビームステアリング技術LCMを統合しました。

この製品では1ラインのレーザ光を垂直に走査しながら投光し、1ラインずつ受光します。
そのため、視野全体に光を照射するToFカメラと比べて、マルチパス干渉を軽減できるため、
移動体の環境でもより正確な距離測定が可能となります。
機械的なスキャンとは異なり、FoV (視野)の範囲、FoV の数、およびその解像度をソフトウェアによって動的に
変更することができます。
また複数の FoV を同時に設定することもできます。

本製品は、従来のメカニカルスキャン技術では実現できなかった革新的なアプリケーションを可能にし、
今後LiDARの利用拡大が見込まれるAGV/AMRやサービスロボットなど、将来の搬送機器を中心に事業拡大を目指します。

【製品URL】
https://www.hokuyo-aut.co.jp/search/single.php?serial=220

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