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TOFセンサが可能にする工場の自動化

工場内での光電センサの使われ方

工場内では多くの光電センサが使用されています。
一般的な用途としては、コンベアの端に光電センサを設置し、光軸が遮られたかどうかを確認することでワークの有無を検知します。
また、センサの設置場所を工夫することで、ワークのはみ出しや重なりも検知できるようになります。
このように、光電センサは様々な使い方で利用されています。

光電センサの種類と特徴について

光電センサは、受光量を検知して物の有無を判断する基本機能があります。
そして下記3種類のタイプがございます。

・透過形センサ: 投光器と受光器を両方設置することで、光を受け取りやすくなり、長距離の検知が可能です。

・回帰反射形センサ: 反射板を使用して光を反射させますが、透過形センサと比較して光の反射が弱いため、検知距離は短くなります。

・拡散反射形センサ: 投光と受光を片側だけで行うため、光の反射が弱く、透過形センサ・回帰反射形と比較して検知距離は短くなります。

透過形センサは、投光器と受光器の両方の設置が必要なため、配線の手間や設置場所の確保が難しいことがあります。
そのため、片側の設置だけで問題なく、長距離の検出が可能なコンパクトなセンサがあれば理想的です。

TOFセンサで対応可能!

TOFセンサは、光電センサと同様にコンパクトなサイズ感で、片側の設置だけで問題ありません。
TOFセンサは、センサからレーザを投光し、そのレーザが物体に当たり反射してセンサが受光するまでの時間を計測し、センサから物体までの距離を算出します。
受光量を検知している光電センサと比較すると、物体までの距離を算出することができることから、物体の色の反射率の影響を受けることが少なく、精度の高い検出が可能になります。
さらにレーザを用いているため長距離まで光を飛ばし、検出することができます。

北陽電機のTOFセンサのラインナップ

北陽電機には現在、「LX1シリーズ」と「LX2シリーズ」があります。
LX1シリーズは、反射板無しで最大4mまで検出可能で距離設定出力を2点持っています。
距離設定についてもセンサ本体のボリウムにて簡単に設定可能です。

・LX1シリーズ

LX2シリーズでは、反射板無しで最大2.5m検出可能で、距離設定出力2点に加えてアナログ出力も出すことができる「LX2-257AG」と距離設定出力3点の「LX2-257TR」があります。
またこちらのシリーズは、センサ本体にディスプレイがついており、計測距離の数値を確認することができます。
距離設定についてもセンサ本体のボタンで簡単に設定可能です。

・LX2シリーズ

光電センサで解決できない課題はTOFセンサで!

光電センサでは距離が足りない、また検知対象物の色によって上手く検知できないといった課題がある場合には、TOFセンサをご検討頂ければと思います。

TOFセンサの詳細を確認する

・LX1シリーズ 検出距離:最大4m

・LX2シリーズ 検出距離:最大2.5m アナログ出力あり
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