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距離センサー(TOFセンサー)の原理と活用

距離センサー(TOFセンサー)とは

距離センサーとはその言葉通り距離を測るセンサです。
種類としては超音波を使用したもの、レーザ光を使用したものが多く使用されており、 今回はレーザ光を使用した距離センサについて紹介します。 また、原理としてはタイムオブフライト(TOF)がよく使用されています。

原理 タイムオブフライト(TOF)

パルス発光されたレーザが対象物にあたって戻ってくるまでの 時間を計測し、距離に換算する測定方式。 対象物の表面状態の影響に強く、安定した検出が可能。

距離センサーの活用方法

距離を測ることで幅や長さの測定、衝突防止、位置制御など様々な制御が可能となります。

幅、長さの寸法測定

距離センサーで検出物体との距離を測定することで、検出物体の寸法を演算する。

距離制御による衝突防止

距離センサーを天井クレーンやトラバーサーなどの有軌道移動体に設置、移動体間の距離を計測することで移動体の徐行及び停止などの制御を行う。

位置制御

一般的な拡散反射タイプのセンサと違って距離を計測するので位置決めに最適。

北陽電機の距離センサ LX1シリーズ

レーザ距離設定式センサ(TOFセンサ)。距離4m、色や形状による影響を受けづらいTOF方式を採用したことによりワークの位置決めや多様なワークが流れる搬送ラインの物体検出、一般的な光電センサでは検出しづらいアルミ材の検出に威力を発揮。
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北陽電機の距離センサ LX2シリーズ

レーザ距離センサ。最大距離2.5m、デジタル距離表示で簡単設定、距離に応じたアナログ出力タイプ、距離設定出力タイプをラインアップ。位置決め、レベル制御など距離測定用途に活用できます。
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北陽電機の距離センサ PGLシリーズ

レーザ距離計。直接反射で距離50m、専用反射板で距離180mをラインアップ。距離設定出力と距離データ出力の2種類のモードを搭載。長距離、高精度でスタッカークレーン、天井走行クレーン、港湾クレーンなどの移動体の位置制御や各種ワークの寸法測定などが可能です。
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