コラム
FEATURE DETAIL
コラム測域センサ
北陽電機の3D LiDARの各検出方式について
北陽電機の3D LiDAR

現在北陽電機の3D LiDARは、以下3種類の方式のラインナップがございます。
・モータ式
・ソリッドステート式
・マルチレイヤ式
今回のコラムでは、各方式メリット・デメリットについて知って頂き、選定の手助けになればと思います。
・モータ式
・ソリッドステート式
・マルチレイヤ式
今回のコラムでは、各方式メリット・デメリットについて知って頂き、選定の手助けになればと思います。
モータ式 YVT-35LX-F0/FK

「YVT-35LX-F0/FK」は、北陽電機で最初に登場した3D LiDARで、モータ式になります。
センサ内部にモータが入っており、水平方向に210°分レーザを投光し、さらに共振ミラーを上下に振ることで垂直方向にも40°レーザを照射することができます。
〇モータ式 メリット
→モータを使用するため、長距離かつ広範囲にレーザを投光することができます。
★YVTは検出距離が最大35mとなり、北陽電機の3D LiDARの中では一番長距離になります。
〇モータ式 デメリット
→モータを使用するため、モータ寿命がセンサ本体の寿命となります。
(YVTの寿命は、約5年になります)
センサ内部にモータが入っており、水平方向に210°分レーザを投光し、さらに共振ミラーを上下に振ることで垂直方向にも40°レーザを照射することができます。
〇モータ式 メリット
→モータを使用するため、長距離かつ広範囲にレーザを投光することができます。
★YVTは検出距離が最大35mとなり、北陽電機の3D LiDARの中では一番長距離になります。
〇モータ式 デメリット
→モータを使用するため、モータ寿命がセンサ本体の寿命となります。
(YVTの寿命は、約5年になります)
ソリッドステート式 YLM-10LX

「YLM-10LX」は、センサ内部にモータが入っておらず駆動部を一切含まない3D LiDARです。
1列のレーザを投光し水平方向に110°照射、そしてセンサ内部にLCMチップが入っており、このチップに電圧をかけることで垂直方向に90°照射することができます。
〇ソリッドステート式 メリット
・モータを使用していないため、モータ寿命が関係ありません。
・垂直方向への投光がデジタルスキャンとなっているため、90°の範囲の中でデータを取得したい角度に設定し、必要な分のみのデータを取得可能です。
〇ソリッドステート式 デメリット
・モータを使用していないため、視野角が狭くなります。
1列のレーザを投光し水平方向に110°照射、そしてセンサ内部にLCMチップが入っており、このチップに電圧をかけることで垂直方向に90°照射することができます。
〇ソリッドステート式 メリット
・モータを使用していないため、モータ寿命が関係ありません。
・垂直方向への投光がデジタルスキャンとなっているため、90°の範囲の中でデータを取得したい角度に設定し、必要な分のみのデータを取得可能です。
〇ソリッドステート式 デメリット
・モータを使用していないため、視野角が狭くなります。
マルチレイヤ式 UCT-X001

「UCT-X001」は、マルチレイヤ式の3D LiDARになります。
センサ内部で三面のミラーが回転することで角度が異なる3本のレーザを出し、垂直方向に3°分検知可能となります。
水平方向は100°分検知可能となり、3次元に対応しております。
〇マルチレイヤ式 メリット
・投光部を垂直方向に並べ各方向へレーザを出すことで三次元を実現させており、構造が簡単です。
〇マルチレイヤ式 デメリット
・各投光部よりレーザを出しており、その各レーザの隙間が空くことから精度が少し粗くなります。
センサ内部で三面のミラーが回転することで角度が異なる3本のレーザを出し、垂直方向に3°分検知可能となります。
水平方向は100°分検知可能となり、3次元に対応しております。
〇マルチレイヤ式 メリット
・投光部を垂直方向に並べ各方向へレーザを出すことで三次元を実現させており、構造が簡単です。
〇マルチレイヤ式 デメリット
・各投光部よりレーザを出しており、その各レーザの隙間が空くことから精度が少し粗くなります。
まとめ

北陽電機では3種類の方式から3D LiDARを選んで頂くことが可能です!
ご希望の仕様に合わせてお選びください!
ご希望の仕様に合わせてお選びください!
各3D LiDARの詳細を確認する
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