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安全対策とは?ポイントや事例を解説

いままでの安全対策と問題点

労働災害は増加しており、安全対策の重要性は増しています。
そして、いままでの安全対策は作業者への教育や指示の徹底に大きく依存していました。
しかし、現在では熟練者の減少や経験の乏しい作業者の増加により、従来の方法では現場の安全確保が難しくなっています。

これからの安全対策として

これからの安全対策として必要なことは、人や教育に傾斜した安全確保から、技術や設計による安全対策にしていくことが重要であり
・人は間違えることを前提に安全対策する。
・機械は壊れることを前提に安全対策する。
上記を考慮しながらリスクアセスメントを実施し、災害ゼロから危険ゼロへとすることが必要となります。
またリスクアセスメントとは、作業時の危険を特定し、それによる災害程度と発生確率からリスクを見積もり、リスクの大きさにて優先度を決め、対策をしていく手法です。
※リスクアセスメントについてはこちらのコラムを参照おねがいします。
機械の安全化とリスクアセスメント手順について

安全対策は企業責任、そして企業価値を高める活動

安全対策の軽視は企業責任も問われる時代です。いま安全対策は企業にとって必要なコストとなっています。
また、安全対策に取り組むことで、従業員の定着や生産性向上、ブランド向上など、さまざまな企業価値を高めることができます。

北陽電機がおすすめする安全対策 セーフティレーザスキャナ

危険領域内に人が立ち入り場合、安全ドアスイッチやセーフティライトカーテンで侵入を検知するだけでは万全ではありません。ロボットや機械設備の周囲では、その領域に人が存在するときは機械を起動させないのが、安全確保の原則となります。
セーフティレーザスキャナはレーザ光をスキャンさせ、その反射光をモニターすることでエリア内の安全を監視するセンサです。危険領域内に立ち入った人を検知する目的で使用されます。
※セーフティレーザスキャナについてはこちらのコラムを参照おねがいします。
セーフティレーザスキャナの特徴と解説

セーフティレーザスキャナの安全対策事例

・ライトカーテンの置き換え
 危険領域への侵入を検知します。リファレンス機能で、本体のズレによる防護領域の隙間を逃しません。

・衝突防止
 AGVの走行経路にあわせて32パターンのエリア切換ができ、衝突防止に威力を発揮します。

・存在検知
 危険領域内の存在や居残りを検知します。

おすすめするセーフティレーザスキャナ UAM-05LPA-T301

セーフティレーザースキャナUAM-05LPA-T301
防護領域5m、270°の範囲を自由なエリア設定で検出するセーフティレーザスキャナ。小型、高機能と使いやすさの両方を兼ね備え、AGV(無人搬送台車)、ロボット、機械などへの安全対策で工場や物流の効率化、稼働率の向上が可能。防護柵、ライトカーテンやマットスイッチの置換えに。安全規格認証機器。

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