コラム
FEATURE DETAIL
コラム鉄鋼・クレーンセンサ
クレーン接近警報装置のセレクションガイド
ステップ1:今回天井走行クレーンでのクレーン接近警報装置の設置をご検討されているクレーンは屋内もしくは屋外のどちらの現場にありますか?
ステップ2:屋内のクレーンの場合
検出距離は長距離(30m以上)になりますか?
ステップ3:屋内クレーン 長距離(検出距離:30m以上)で使用する場合

長距離でご使用の場合、「PGLシリーズ」が適しております。
このセンサはワンスポット式のビームセンサとなっており、検出距離が100m以内であれば反射板無しで使用可能
です。
シリアルにて距離データを出力し、この距離データを用いて制御する方法と、閾値の距離をあらかじめ設定し、
その距離内に侵入した時に出力を出すことも可能です。
このセンサはワンスポット式のビームセンサとなっており、検出距離が100m以内であれば反射板無しで使用可能
です。
シリアルにて距離データを出力し、この距離データを用いて制御する方法と、閾値の距離をあらかじめ設定し、
その距離内に侵入した時に出力を出すことも可能です。
ステップ4:屋内クレーン 検出距離:30m以内で使用する場合
10mタイプ・20mタイプ・30mタイプの3種類のご用意がございます。
3種類とも反射板を使用し、位相差方式にて距離を検出し、設定した距離までセンサを設定している側のクレーンが近づいたときに出力を出します。

・反射板は2種類のサイズの用意があります。
・距離設定出力は2つあり、ディップスイッチにて設定可能です。
・警報出力と故障出力があります。

・反射板は1種類用意があります。
・距離設定出力は2つあり、距離設定スイッチにて設定可能です。
・距離アナログ出力にて、距離データをアナログ値で出力可能です。
・故障出力があります。

・反射板は1種類用意があります。
・距離設定出力は3つあり、距離設定スイッチにて設定可能です。
・距離アナログ出力にて、距離データをアナログ値で出力可能です。
・故障出力があります。
3種類とも反射板を使用し、位相差方式にて距離を検出し、設定した距離までセンサを設定している側のクレーンが近づいたときに出力を出します。
〇10m:KRG-11

・反射板は2種類のサイズの用意があります。
・距離設定出力は2つあり、ディップスイッチにて設定可能です。
・警報出力と故障出力があります。
〇20m:KAD-200

・反射板は1種類用意があります。
・距離設定出力は2つあり、距離設定スイッチにて設定可能です。
・距離アナログ出力にて、距離データをアナログ値で出力可能です。
・故障出力があります。
〇30m:KAD-300

・反射板は1種類用意があります。
・距離設定出力は3つあり、距離設定スイッチにて設定可能です。
・距離アナログ出力にて、距離データをアナログ値で出力可能です。
・故障出力があります。
ステップ5:屋外のクレーンの場合
ご使用環境は悪環境になりますか?
ステップ6:屋外クレーン 悪環境下で使用する場合

「MBXシリーズ」が適しております。
このセンサは、マイクロ波を使用したセンサとなっているため、直射光や風雨・水蒸気の影響を受けずに
使用可能です。
センサをクレーンの両側に1台ずつ設置し、マイクロ波のエリアが重なったときに出力します。
検出距離は、設置角が20°のときは0~20m、設置角が45°のときは10~40mになります。
このセンサは、マイクロ波を使用したセンサとなっているため、直射光や風雨・水蒸気の影響を受けずに
使用可能です。
センサをクレーンの両側に1台ずつ設置し、マイクロ波のエリアが重なったときに出力します。
検出距離は、設置角が20°のときは0~20m、設置角が45°のときは10~40mになります。
ステップ7:屋外クレーン そこまで悪環境下ではない場合

「RSCシリーズ」が適しております。
このセンサは、2D LiDARにクレーン取付用のブラケットを付けた製品となっており、 無料アプリケーションにて検出範囲内(検出距離:30m、検出角度:190°)にエリアを作成し、エリア内に反対側のクレーンが侵入すれば出力します。
エリアは最大3つまで作成することができ、段階的な制御が可能です。
またRSCシリーズは屋外仕様になりますので、屋内仕様のセンサと比較して耐外乱光性に強く、雨や汚れに対してのキャンセル機能があります。
(※ただ光源がレーザであることから外乱光や雨・粉塵等の汚れについては誤検知する恐れがございますので、ひさし等の設置を推奨しております。)
このセンサは、2D LiDARにクレーン取付用のブラケットを付けた製品となっており、 無料アプリケーションにて検出範囲内(検出距離:30m、検出角度:190°)にエリアを作成し、エリア内に反対側のクレーンが侵入すれば出力します。
エリアは最大3つまで作成することができ、段階的な制御が可能です。
またRSCシリーズは屋外仕様になりますので、屋内仕様のセンサと比較して耐外乱光性に強く、雨や汚れに対してのキャンセル機能があります。
(※ただ光源がレーザであることから外乱光や雨・粉塵等の汚れについては誤検知する恐れがございますので、ひさし等の設置を推奨しております。)
ステップ8:型式の選定について
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